2013年仙台管区気象台発表予報

3月8日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.

○3月8日発表 1ヶ月予報(3月9日から4月8日までの天候見通し)


<予想される向こう1か月の天候>
 向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候と、特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。
 東北日本海側では、平年に比べ曇りや雨または雪の日が多いでしょう。東北太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
 向こう1か月の降水量は、東北日本海側で平年並または多い確率ともに40%です。日照時間は、東北日本海側で平年並または少ない確率ともに40%です。
 週別の気温は、1週目は、平年並または低い確率ともに40%です。

<向こう1か月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
【気  温】東北地方
【降 水 量】東北日本海側
【降 水 量】東北太平洋側
【日照時間】東北日本海側
【日照時間】東北太平洋側
凡例:低い(少ない)平年並高い(多い)
<気温経過の各階級の確率(%)>
1週目東北地方
2週目東北地方
3〜4週目東北地方
凡例:低い平年並高い

1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:3月9日(土)〜4月8日(月)
 東北日本海側では平年に比べ曇りや雨または雪の日が多く、東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
 向こう1か月の降水量は、東北日本海側で平年並または多い確率ともに40%です。日照時間は、東北日本海側で平年並または少ない確率ともに40%です。

1週目:3月9日(土)〜3月15日(金)
 気圧の谷や寒気の影響で曇りや雪または雨の日が多いですが、期間の中頃は高気圧に覆われて晴れる日があるでしょう。なお、明日(9日)から明後日(10日)は、発達する低気圧の影響で大荒れとなる所がある見込みです。
 気温は、平年並または低い確率ともに40%です。

2週目:3月16日(土)〜3月22日(金)
 低気圧の影響を受けやすいでしょう。東北日本海側では平年に比べ曇りや雨または雪の日が多く、東北太平洋側では平年に比べ晴れの日が少ない見込みです。
 気温は、各階級の確率の偏りは小さい。

3〜4週目:3月23日(土)〜4月5日(金)
 低気圧と高気圧が交互に通り、天気は数日の周期で変わるでしょう。東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
 気温は、各階級の確率の偏りは小さい。

2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
 地域平均気温平年差の予測資料では、週別の平均気温は、1週目は平年を下回り、2週目、3〜4週目は平年付近の予想となっている。

東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果

3.月平均と1,2週目の上空の大気の流れの予想(500hPa 予想天気図)
1か月平均:日本付近は東西に正偏差だが、東シベリアを中心とする負偏差が北海道付近まで広がる。東北地方は寒気の影響を受ける時期がある見込み。予測の不確実性が大きく、確率に大きな値はつけられない。

1週目:本州以南は正偏差だが、オホーツク海を中心とする負偏差が北海道まで広がる。東北地方は気圧の谷や寒気の影響を受ける見込み。

2週目:日付変更線付近を中心に正偏差、日本海付近は負偏差で、東北地方は西谷傾向。低気圧の影響を受けやすい見込みだが、予測の不確実性が大きい。

4.最近1週間(3月1日〜3月7日)の天候の経過
 期間の前半は、はじめに低気圧が北日本を通過し、その後冬型の気圧配置となり、東北日本海側では曇りや雪の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多かった。期間の後半は、南から高気圧に覆われて、東北南部を中心に晴れの日が多かった。2 日から3 日にかけては冬型の気圧配置が強まった影響で東北日本海側を中心に大雪の所があった。5 日は気圧の谷の影響で青森県で大雪の所があった。
 平均気温は東北日本海側で平年並、東北太平洋側で高い。降水量は東北日本海側で平年並、東北太平洋側でかなり少ない。日照時間は東北北部で少なく、東北南部で平年並。

 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域+0.8 45 94
日本海側+0.3 83 78
太平洋側+1.2 17105
東北北部+1.0 52 77
東北南部+0.6 38108
 
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