2013年仙台管区気象台発表予報

10月4日発表１ヶ月予報

　本情報は仙台管区気象台発表の１ヶ月予報内容をお知らせします．
○１０月４日発表　１ヶ月予報（１０月５日から１１月４日までの天候見通し）
＜特に注意を要する事項＞
　期間の前半は、気温がかなり高くなる見込みです。
＜予想される向こう１か月の天候＞
　向こう１か月の出現の可能性が最も大きい天候と、特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。
　東北日本海側では、期間の前半は、天気は数日の周期で変わるでしょう。期間の後半は、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。東北太平洋側では、天気は数日の周期で変わりますが、期間の前半は、平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。
　向こう１か月の平均気温は、高い確率７０％です。降水量は、東北太平洋側で平年並または多い確率ともに４０％です。日照時間は、東北太平洋側で平年並または少ない確率ともに４０％です。
　週別の気温は、１週目は、高い確率８０％です。２週目は、高い確率７０％です。３〜４週目は、平年並または高い確率ともに４０％です。

＜向こう１か月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率（％）＞
【気　　温】東北地方
【降 水 量】東北日本海側
【降 水 量】東北太平洋側
【日照時間】東北日本海側
【日照時間】東北太平洋側
凡例：低い（少ない）平年並高い（多い）
＜気温経過の各階級の確率（％）＞
１週目東北地方
２週目東北地方
３〜４週目東北地方
凡例：低い平年並高い

予報のポイント
・期間の前半は、気温がかなり高くなる見込みです。
・期間の前半は、暖かく湿った空気が流れ込みやすいため、東北太平洋側で降水量は平年並か多く、日照時間は平年並か少ないでしょう。
・暖かい空気におおわれるため、高温の傾向は向こう１か月続く見込みですが、期間の後半は北からの寒気の影響を受ける時期がある見込みです。
週別の天候

１週目：10月5日（土）〜10月11日（金）
　気圧の谷や湿った気流の影響により曇りの日が多く、期間のはじめと終わりは雨の降る所があるでしょう。
　気温は、高い確率８０％です。

２週目：10月12日（土）〜10月18日（金）
　天気は数日の周期で変わりますが、南からの湿った気流の影響を受けやすく、東北太平洋側では平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。
　気温は、高い確率７０％です。

３〜４週目：10月19日（土）〜11月1日（金）
　低気圧と高気圧が交互に通過し、天気は数日の周期で変わるでしょう。東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
　気温は、平年並または高い確率ともに４０％です。

週別の平均気温
東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果

数値予報モデルによる予測結果
　1 か月平均の地上気圧では、日本付近は千島の東に中心を持つ正偏差に覆われ、北日本の正偏差は明瞭。
　また、上空約１５００ｍの気温も日本付近で広く平年より２〜３度高い。
　東北地方は、気温は高い見込み。また、南からの暖かく湿った空気が流れ込みやすい見込み。

最近1 週間の天候経過（実況）（９／２７〜１０／３）
　この期間、高気圧に覆われて晴れの日が多く、東北日本海側では降水量はかなり少なく、日照時間はかなり多かった。また、南から暖かい空気が流れ込み気温は高くなった。期間の後半は、前線の通過や台風からの湿った気流の影響により東北太平洋側を中心に雨の日があり、9月30日は宮城県で、10月2日は宮城県と福島県で大雨となった所があった。
　平均気温は高い。降水量は東北日本海側でかなり少なく、東北太平洋側で平年並。日照時間は東北日本海側でかなり多く、東北太平洋側で平年並。

　平均気温平年差降水量平年比日照時間平年比
東北地方+1.2℃（高い） 35%（少ない）126%（多い）
東北日本海側+1.4℃（高い） 7%（かなり少ない）148%（かなり多い）
東北太平洋側+1.1℃（高い） 55%（平年並）110%（平年並）
東北北部+1.3℃（高い） 35%（少ない）112%（平年並）
東北南部+1.2℃（高い） 34%（少ない）139%（多い）
　
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