2013年仙台管区気象台発表予報

11月22日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.

○11月22日発表 1ヶ月予報(11月23日から12月22日までの天候見通し)
<予想される向こう1か月の天候>
 向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候と、特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。
 東北日本海側では、平年と同様に曇りや雨または雪の日が多いでしょう。東北太平洋側では、平年に比べ晴れの日が少ない見込みです。
 向こう1か月の平均気温は、平年並または高い確率ともに40%です。降水量は、多い確率50%です。日照時間は、東北太平洋側で平年並または少ない確率ともに40%です。
 週別の気温は、1週目は、平年並または高い確率ともに40%です。2週目は、平年並または高い確率ともに40%です。

<向こう1か月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
【気  温】東北地方
【降 水 量】東北地方
【日照時間】東北日本海側
【日照時間】東北太平洋側
【降 雪 量】東北日本海側
凡例:低い(少ない)平年並高い(多い)
<気温経過の各階級の確率(%)>
1週目東北地方
2週目東北地方
3〜4週目東北地方
凡例:低い平年並高い

予報のポイント
・ 期間の前半は気温が平年並か高い見込みです。
・ 東北日本海側では、平年と同様に曇りや雨または雪の日が多いでしょう。東北太平洋側では、期間の前半は平年に比べて晴れの日が少ない見込みです。
・ 低気圧によりまとまった降水となる日があり、降水量は多い見込みです。

週別の天候

1週目:11月23日(土)〜11月29日(金)
 明日(23日)は高気圧に覆われて晴れますが、その後は気圧の谷や寒気の影響で、曇りや雨または雪の日が多いでしょう。
 なお、期間の中頃は発達する低気圧の影響で、荒れた天気となるおそれがあります。
 気温は平年並か高いですが、期間の終わりは平年より低い見込みです。

2週目:11月30日(土)〜12月6日(金)
 低気圧や気圧の谷が通過し、その後は冬型の気圧配置となるでしょう。東北日本海側では、平年と同様に曇りや雨または雪の日が多い見込みです。東北太平洋側では、平年に比べ晴れの日が少なく、低気圧によるまとまった降水となる日もあるでしょう。
 暖かい空気が流れ込むため、気温は平年並か高い見込みです。

3〜4週目:12月7日(土)〜12月20日(金)
 冬型の気圧配置となる日が多いでしょう。東北日本海側では、平年と同様に曇りや雨または雪の日が多く、東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多い見込みです。

週別の平均気温
東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果

数値予報モデルによる予測結果
 地上気圧は、沿海州付近を中心に本州の東にかけて平年より気圧が低い予想で、東北地方は低気圧や気圧の谷の影響を受けやすいでしょう。東北地方は低気圧によりまとまった降水となる日もある見込みです。
 上空約1500mの気温は、西日本以西に寒気が南下しますが、東北地方は暖かい空気が入る時期があるでしょう。期間の前半は気温が平年並か高い見込みです。

最近1 週間の天候経過(実況)(11/15〜21)
 期間のはじめは高気圧に覆われて晴れましたが、期間の中頃に気圧の谷が通過し、その後冬型の気圧配置となったため、東北日本海側では雨の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多くなりました。15日は気圧の谷の影響で、山形県で大雨となった所がありました。18日から21 日にかけては気圧の谷と冬型の気圧配置の影響で、東北日本海側で大雨となった所がありました。
 平均気温は平年並でした。降水量は東北日本海側でかなり多く、東北太平洋側で少なくなりました。日照時間は東北日本海側で平年並、東北太平洋側で多くなりました。

 平均気温平年差降水量平年比日照時間平年比降雪量平年比
東北地方 0.0℃(平年並) 88%(平年並)111%(多い) 10%(平年並)
東北日本海側-0.6℃(平年並)193%(かなり多い) 87%(平年並) 14%(平年並)
東北太平洋側+0.5℃(平年並) 15%(少ない)127%(多い) 0%(かなり少ない)
東北北部+0.6℃(平年並) 87%(平年並)116%(多い) 0%(かなり少ない)
東北南部-0.5℃(平年並) 89%(平年並)106%(平年並) 25%(多い)
 
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