2013年仙台管区気象台発表予報

1月18日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.

○1月18日発表 1ヶ月予報(1月19日から2月18日までの天候見通し)

<予想される向こう1か月の天候>
 向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候と、特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。
 東北日本海側では、平年と同様に曇りや雪の日が多いでしょう。東北太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
 週別の気温は、1週目は、平年並の確率50%です。

<向こう1か月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
【気  温】東北地方
【降 水 量】東北地方
【日照時間】東北日本海側
【日照時間】東北太平洋側
【降 雪 量】東北日本海側
凡例:低い(少ない)平年並高い(多い)
<気温経過の各階級の確率(%)>
1週目東北地方
2週目東北地方
3〜4週目東北地方
凡例:低い平年並高い

1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:1月19日(土)〜2月18日(月)
 冬型の気圧配置となる日が多いでしょう。東北日本海側では平年と同様に曇りや雪の日が多く、東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多い見込みです。

1週目:1月19日(土)〜1月25日(金)
 寒気や気圧の谷の影響で曇りや雪の日が多いですが、東北太平洋側では期間の前半は晴れる日があるでしょう。
 気温は、平年並の確率50%です。

2週目:1月26日(土)〜2月1日(金)
 冬型の気圧配置はやや弱く、低気圧の影響を受けやすいでしょう。東北日本海側では平年と同様に曇りや雪の日が多く、東北太平洋側では平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。
 気温は、各階級の確率の偏りは小さい。

3〜4週目:2月2日(土)〜2月15日(金)
 冬型の気圧配置となる日が多いでしょう。寒気の影響を受ける時期がある見込みです。東北日本海側では平年と同様に曇りや雪の日が多く、東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多いでしょう。
 気温は、各階級の確率の偏りは小さい。

2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
 地域平均気温平年差の予測資料では、週別の平均気温は、1週目、2週目、3〜4週目ともに平年付近の予想となっている。

東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果

3.月平均と1,2週目の上空の大気の流れの予想(500hPa 予想天気図)
1か月平均:日本付近は、日本の東を中心とした負偏差に覆われる。東北地方は、期間の前半は、冬型の気圧配置は平年より弱く、低気圧の影響を受けやすいと見込まれ、降水量はやや多い傾向。期間の後半は、冬型の気圧配置が強まり、寒気の影響を受ける時期がある。また、東北日本海側の降雪量はやや多い傾向。

1週目:北日本は正偏差に覆われるが偏差は小さい。寒気の影響は平年並。期間の中頃と終わりは低気圧が本州付近を進み、一時的に冬型が緩む見込み。

2週目:本州付近は負偏差に覆われるが偏差は小さい。冬型の気圧配置の影響は弱まり、寒気の影響はやや弱まる見込み。低気圧の影響を受け、降雪量が多くなる可能性がある。

4.最近1週間(1月11日〜1月17日)の天候の経過
 この期間、数日の周期で低気圧や気圧の谷が通過し、通過後は冬型の気圧配置となった。東北日本海側では曇りや雪の日が続き、大雪となる日があった。東北太平洋側では天気は数日の周期で変わった。寒気に覆われた日が多く、気温は低くなった。14 日は本州の南を低気圧が発達しながら東進したため、東北南部を中心に平地でも大雪となった。
 平均気温は低い。降水量は東北北部で多く、東北南部でかなり多い。日照時間は東北日本海側でかなり少なく、東北太平洋側で平年並。

 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域-1.3166 86
日本海側-1.1146 56
太平洋側-1.4179107
東北北部-1.6106 73
東北南部-1.0219 98
 
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