2013年仙台管区気象台発表予報

1月25日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.

○1月25日発表 1ヶ月予報(1月26日から2月25日までの天候見通し)

<予想される向こう1か月の天候>
 向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候と、特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。
 東北日本海側では、平年と同様に曇りや雪の日が多いでしょう。東北太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
 向こう1か月の降水量は、東北日本海側で平年並または多い確率ともに40%です。東北日本海側の降雪量は、平年並または多い確率ともに40%です。
 週別の気温は、1週目は、平年並の確率50%です。

<向こう1か月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
【気  温】東北地方
【降 水 量】東北日本海側
【降 水 量】東北太平洋側
【日照時間】東北地方
【降 雪 量】東北日本海側
凡例:低い(少ない)平年並高い(多い)
<気温経過の各階級の確率(%)>
1週目東北地方
2週目東北地方
3〜4週目東北地方
凡例:低い平年並高い

1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:1月26日(土)〜2月25日(月)
 冬型の気圧配置となる日が多いでしょう。東北日本海側では平年と同様に曇りや雪の日が多く、東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
 向こう1か月の降水量は、東北日本海側で平年並または多い確率ともに40%です。東北日本海側の降雪量は、平年並または多い確率ともに40%です。

1週目:1月26日(土)〜2月1日(金)
 寒気や気圧の谷の影響で雲が広がりやすく、東北日本海側は雪の日が多いでしょう。東北太平洋側山沿いでも雪の所がありますが、平野部は晴れる日がある見込みです。明日(26日)にかけて強い寒気が入り冬型の気圧配置が強まり、大荒れや大雪となる所がある見込みです。また、期間の中頃までは日本海側を中心に大雪となる所があるでしょう。
 気温は、平年並の確率50%です。

2週目:2月2日(土)〜2月8日(金)
 冬型の気圧配置となる日が多いでしょう。東北日本海側では平年と同様に曇りや雪の日が多く、東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
 気温は、各階級の確率の偏りは小さい。

3〜4週目:2月9日(土)〜2月22日(金)
 冬型の気圧配置はやや強いでしょう。東北日本海側では平年と同様に曇りや雪の日が多く、東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
 気温は、各階級の確率の偏りは小さい。

2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
 地域平均気温平年差の予測資料では、週別の平均気温は、1週目、2週目、3〜4週目ともに平年付近の予想となっている。

東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果

3.月平均と1,2週目の上空の大気の流れの予想(500hPa 予想天気図)
1か月平均:日本付近は正偏差だが、不確定性の大きい期間後半の正偏差を反映している。寒気は平年並程度を見込むが、強い寒気が南下する時期があると考える。東北地方は、冬型の気圧配置がやや強く、やや低温傾向で、東北日本海側の降雪量は多い傾向の見込み。

1週目:日本付近は日本の東に中心を持つ負偏差に覆われる。期間の前半は強い冬型の気圧配置となる見込み。

2週目:日本付近は西日本に中心を持つ正偏差に覆われる。一方、バイカル湖周辺やアリューシャンの南は負偏差となる。東北地方は冬型の気圧配置は平年並で、寒気の影響は平年並と見込む。

4.最近1週間(1月18日〜1月24日)の天候の経過
 期間の前半は冬型の気圧配置が続き、期間の後半は高気圧と低気圧が交互に通過した。東北日本海側では曇りや雪の日が多かったが、期間の後半は晴れの日があり、日照時間はかなり多くなった。東北太平洋側では晴れの日が多かったが、期間の後半は雪の日があった。18 日から20 日にかけては冬型の気圧配置の影響により、東北日本海側で大雪の所があった。24 日は気圧の谷の影響により、山形県で大雪の所があった。
 平均気温は平年並。降水量は東北日本海側で少なく、東北太平洋側で多い。日照時間は東北日本海側でかなり多く、東北太平洋側で多い。

 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域 0.0 84143
日本海側+0.3 56188
太平洋側-0.2104110
東北北部 0.0 66145
東北南部 0.0100141
 
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