2013年仙台管区気象台発表予報
2月8日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○2月8日発表 1ヶ月予報(2月9日から3月8日までの天候見通し)
<予想される向こう1か月の天候>
向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候と、特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。
東北日本海側では、平年に比べ曇りや雪の日が多いでしょう。東北太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
向こう1か月の平均気温は、平年並または低い確率ともに40%です。降水量は、東北日本海側で平年並または多い確率ともに40%です。日照時間は、東北日本海側で平年並または少ない確率ともに40%です。東北日本海側の降雪量は、平年並または多い確率ともに40%です。
週別の気温は、1週目は、低い確率60%です。
<向こう1か月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
【気 温】
東北地方
【降 水 量】
東北日本海側
【降 水 量】
東北太平洋側
【日照時間】
東北日本海側
【日照時間】
東北太平洋側
【降 雪 量】
東北日本海側
凡例:
低い(少ない)
平年並
高い(多い)
<気温経過の各階級の確率(%)>
1週目
東北地方
2週目
東北地方
3〜4週目
東北地方
凡例:
低い
平年並
高い
1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月
:2月9日(土)〜3月8日(金)
冬型の気圧配置となる日が多いでしょう。東北日本海側では平年に比べ曇りや雪の日が多く、東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
向こう1か月の平均気温は、平年並または低い確率ともに40%です。降水量は、東北日本海側で平年並または多い確率ともに40%です。日照時間は、東北日本海側で平年並または少ない確率ともに40%です。東北日本海側の降雪量は、平年並または多い確率ともに40%です。
1週目
:2月9日(土)〜2月15日(金)
気圧の谷や寒気の影響で曇りや雪の日が多いですが、期間のはじめは東北太平洋側の平野部では晴れる所があるでしょう。
1週目は、低い確率60%です。
2週目
:2月16日(土)〜2月22日(金)
冬型の気圧配置がやや強く、また、気圧の谷の影響を受けやすいでしょう。東北日本海側では平年に比べ曇りや雪の日が多く、東北太平洋側では平年に比べ晴れの日が少ない見込みです。
気温は、各階級の確率の偏りは小さい。
3〜4週目
:2月23日(土)〜3月8日(金)
冬型の気圧配置となる日が多いでしょう。東北日本海側では平年と同様に曇りや雪の日が多く、東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
気温は、各階級の確率の偏りは小さい。
2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
地域平均気温平年差の予測資料では、週別の平均気温は、1週目は平年を下回り、2週目、3〜4週目は平年付近の予想となっている。
3.月平均と1,2週目の上空の大気の流れの予想(500hPa 予想天気図)
1か月平均
:中央シベリアから日本の東で負偏差、日本の南では東西に帯状の正偏差となる。東北地方は寒気の影響を受けやすく、気温は低い傾向が見込まれる。
1週目
:日本付近は負偏差に覆われる。冬型の気圧配置は強い見込み。東北地方は、期間の前半は寒気の影響を受け気温は低いが、後半は平年並となる予想。
2週目
:北日本は負偏差に覆われ、東北地方はやや低温傾向が予想される。また、気圧の谷の影響を受けやすく、平年に比べ曇りや雪の日が多くなる見込み。
4.最近1週間(2月1日〜2月7日)の天候の経過
この期間、高気圧に覆われた日もあったが、低気圧や前線、気圧の谷が次々と通過し、通過後は冬型の気圧配置となった。東北日本海側は曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側の天気は短い周期で変わった。7 日は低気圧の影響で、秋田県、岩手県、山形県で大雪となった所があった。
平均気温は高い。降水量は東北北部で平年並、東北南部で多い。日照時間は東北北部で平年並、東北南部で少ない。
気温偏差(℃)
降水量(%)
日照時間(%)
東北全域
+1.3
95
96
日本海側
+0.9
95
100
太平洋側
+1.5
95
92
東北北部
+1.4
82
101
東北南部
+1.1
106
91
reigai@ml.affrc.go.jp