2013年仙台管区気象台発表予報

3月29日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.

○3月29日発表 1ヶ月予報(3月30日から4月29日までの天候見通し)


<予想される向こう1か月の天候>
 向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候と、特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。
 東北日本海側では、天気は数日の周期で変わるでしょう。東北太平洋側では、天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
 週別の気温は、1週目は、平年並または低い確率ともに40%です。

<向こう1か月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
【気  温】東北地方
【降 水 量】東北地方
【日照時間】東北日本海側
【日照時間】東北太平洋側
凡例:低い(少ない)平年並高い(多い)
<気温経過の各階級の確率(%)>
1週目東北地方
2週目東北地方
3〜4週目東北地方
凡例:低い平年並高い

1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:3月30日(土)〜4月29日(月)
 低気圧と高気圧が交互に通り、天気は数日の周期で変わるでしょう。東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多い見込みです。

1週目:3月30日(土)〜4月5日(金)
 期間の前半は気圧の谷や寒気の影響で雲が広がりやすく、雨や雪の降る所がありますが、期間の後半は高気圧に覆われて晴れる日が多いでしょう。
 気温は、平年並または低い確率ともに40%です。

2週目:4月6日(土)〜4月12日(金)
 高気圧と低気圧が交互に通り、天気は数日の周期で変わりますが、低気圧の影響を受けやすいでしょう。平年に比べ曇りや雨の日が多い見込みです。
 気温は、各階級の確率の偏りは小さい。

3〜4週目:4月13日(土)〜4月26日(金)
 低気圧と高気圧が交互に通り、天気は数日の周期で変わるでしょう。東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
 気温は、各階級の確率の偏りは小さい。

2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
 地域平均気温平年差の予測資料では、週別の平均気温は、1週目、2週目、3〜4週目ともに平年付近の予想となっている。

東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果

3.月平均と1,2週目の上空の大気の流れの予想(500hPa 予想天気図)
1か月平均:日本付近は朝鮮半島付近に中心をもつ負偏差に覆われ、寒気の影響を受けやすい。東北地方の気温はやや低い傾向となる見込み。

1週目:オホーツク海から東シナ海にかけて負偏差、日本の東で正偏差となる。北日本は寒気の影響を受けやすく、東北地方の気温は低い傾向となる見込み。

2週目:日本付近は負偏差に覆われる。朝鮮半島付近で気圧の谷が深まり、西谷となる。東北地方は低気圧の影響を受けやすく、3 月までに比べると雨は降りやすくなる見込み。

4.最近1週間(3月22日〜3月28日)の天候の経過
 この期間、短い周期で高気圧と気圧の谷が交互に通過した。天気は短い周期で変わったが、東北日本海側では曇りの日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多かった。気圧の谷の影響で曇りとなったが、低気圧の移動経路が北緯50 度付近と北緯30 度付近で東北地方から離れていたため、雨は降りにくかった。
 平均気温は平年並。降水量はかなり少ない。日照時間は平年並。

 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域-0.3 10103
日本海側-0.5 10108
太平洋側-0.1 10100
東北北部-0.5 9107
東北南部-0.1 11100
 
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