2013年仙台管区気象台発表予報
5月31日発表１ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の１ヶ月予報内容をお知らせします．
○５月３１日発表 １ヶ月予報（６月１日から６月３０日までの天候見通し）
＜予想される向こう１か月の天候＞
向こう１か月の出現の可能性が最も大きい天候と、特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。
前半は、天気は数日の周期で変わるでしょう。後半は、平年と同様に曇りや雨の日が多い見込みです。
週別の気温は、１週目は、平年並または低い確率ともに４０％です。２週目は、平年並または高い確率ともに４０％です。
＜向こう１か月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率（％）＞
【気 温】
東北地方
【降 水 量】
東北地方
【日照時間】
東北日本海側
【日照時間】
東北太平洋側
凡例：
低い（少ない）
平年並
高い（多い）
＜気温経過の各階級の確率（％）＞
１週目
東北地方
２週目
東北地方
３〜４週目
東北地方
凡例：
低い
平年並
高い
１．可能性の大きな天候の特徴
向こう１か月
：6月1日（土）〜6月30日（日）
期間の前半は、高気圧と低気圧の影響を交互に受け、天気は数日の周期で変わるでしょう。後半は、梅雨前線の影響を受け、平年と同様に曇りや雨の日が多い見込みです。
１週目
：6月1日（土）〜6月7日（金）
高気圧に覆われて晴れる日が多いですが、期間のはじめは気圧の谷や湿った気流の影響で曇る所があるでしょう。
気温は、平年並または低い確率ともに４０％です。
２週目
：6月8日（土）〜6月14日（金）
高気圧と低気圧の影響を交互に受け、天気は数日の周期で変わるでしょう。
気温は、平年並または高い確率ともに４０％です。
３〜４週目
：6月15日（土）〜6月28日（金）
平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。
気温は、各階級の確率の偏りは小さい。
２．東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
地域平均気温平年差の予測資料では、週別の平均気温は、１週目は平年を下回り、２週目は平年を上回る。３〜４週目は平年付近の予想となっている。
３．月平均と１，２週目の上空の大気の流れの予想（500ｈPa 予想天気図）
１か月平均
：オホーツク海付近は明瞭な正偏差で、日本付近も正偏差だが、一時、冷たい北東風の影響を受け、気温は平年並を見込む。
１週目
：オホーツク海付近には明瞭な正偏差があり、日本付近も正偏差。シベリアから中国東北区まで負偏差で、日本の南東にも、負偏差が広がる。オホーツク海高気圧からの冷たい北東風が入り、低温傾向を見込む。
２週目
：オホーツク海を中心とした正偏差は次第に小さくなるが、日本付近の正偏差は継続する。シベリアから中国東北区までの負偏差も継続するが、日本の南東の負偏差は縮小し東へ離れる。暖かく湿った空気の影響で高温傾向が見込まれる。
４．最近１週間（５月２４日〜５月３０日）の天候の経過
期間の前半は高気圧に覆われ晴れたが、後半は気圧の谷の影響で南から暖かく湿った空気が入り曇りや雨となり、東北日本海側では気温がかなり高かった。30 日は気圧の谷の影響で秋田県と福島県で大雨となった所があった。
気温は、東北日本海側でかなり高く、東北太平洋側で平年並。降水量は平年並。日照時間は東北日本海側で平年並、東北太平洋側で少ない。
気温偏差（℃）
降水量（％）
日照時間（％）
東北全域
+1.3
71
94
日本海側
+2.3
90
102
太平洋側
+0.7
58
89
東北北部
+1.3
63
88
東北南部
+1.4
78
100
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