2013年仙台管区気象台発表予報
9月13日発表１ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の１ヶ月予報内容をお知らせします．
○９月１３日発表 １ヶ月予報（９月１４日から１０月１３日までの天候見通し）
＜予想される向こう１か月の天候＞
向こう１か月の出現の可能性が最も大きい天候と、特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。
天気は数日の周期で変わるでしょう。
向こう１か月の降水量は、東北太平洋側で平年並または多い確率ともに４０％です。
週別の気温は、１週目は、平年並または高い確率ともに４０％です。
＜向こう１か月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率（％）＞
【気 温】
東北地方
【降 水 量】
東北日本海側
【降 水 量】
東北太平洋側
【日照時間】
東北地方
凡例：
低い（少ない）
平年並
高い（多い）
＜気温経過の各階級の確率（％）＞
１週目
東北地方
２週目
東北地方
３〜４週目
東北地方
凡例：
低い
平年並
高い
１．可能性の大きな天候の特徴
向こう１か月
：9月14日（土）〜10月13日（日）
低気圧と高気圧が交互に通過し、天気は数日の周期で変わるでしょう。
向こう１か月の降水量は、東北太平洋側で平年並または多い確率ともに４０％です。
１週目
：9月14日（土）〜9月20日（金）
期間の前半は台風第１８号や前線の影響で雨の降る日がありますが、その後は高気圧に覆われて概ね晴れるでしょう。なお、１６日は台風第１８号の影響で大荒れとなる所があり、１７日も影響を受けるおそれがあります。
気温は、平年並または高い確率ともに４０％です。
２週目
：9月21日（土）〜9月27日（金）
低気圧と高気圧が交互に通過し、天気は数日の周期で変わるでしょう。
気温は、各階級の確率の偏りは小さい。
３〜４週目
：9月28日（土）〜10月11日（金）
低気圧と高気圧が交互に通過し、天気は数日の周期で変わるでしょう。
気温は、各階級の確率の偏りは小さい。
２．東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
地域平均気温平年差の予測資料では、週別の平均気温は、１週目は平年を上回り、２週目、３〜４週目は平年付近の予想となっている。
３．月平均と１，２週目の上空の大気の流れの予想（500ｈPa 予想天気図）
１か月平均
：日本付近は正偏差、シベリアからカムチャツカ半島付近にかけて負偏差。日本の南東は正偏差で、亜熱帯高気圧がやや強く、本州の南に前線が停滞する。東北地方は、低気圧と高気圧が交互に通過し、天気は数日の周期で変わるが、前線や湿った気流の影響で、東北太平洋側では降水量が平年より多い傾向。気温はやや高い傾向だが、寒気の影響を受ける時期がある見込み。
１週目
：華北から日本付近にかけて正偏差、中国東北区からオホーツク海にかけて負偏差。期間の前半は、前線や台風の影響で雨の日が多い。期間の後半は、大陸から移動してくる高気圧に覆われ、晴れの日が多い見込み。期間の前半は南から暖かい空気が流れ込むため、高温傾向が予想される。
２週目
：シベリアから日本の東にかけて負偏差、関東以西は正偏差で、東北地方は正偏差と負偏差の境界付近。大陸から移動してくる高気圧の影響で暖かい空気に覆われるが、低気圧の通過後は寒気の影響を受ける。天気は数日の周期で変わるが、東北太平洋側では本州南岸の前線の影響を受ける見込み。
４．最近１週間（９月６日〜９月１２日）の天候の経過
期間のはじめは、前線が東北地方を南下したため曇りや雨の日が多かった。期間の中頃からは、大陸から移動してきた高気圧に覆われて晴れの日が多かった。前線と低気圧の影響により、7 日は宮城県で、8 日は岩手県、宮城県、山形県を中心に大雨となった所があった。気圧の谷の影響により、12 日は秋田県で大雨となった所があった。
平均気温は平年並。降水量は東北北部で少なく、東北南部で平年並。日照時間は平年並。
気温偏差（℃）
降水量（％）
日照時間（％）
東北全域
+0.2
64
98
日本海側
-0.1
71
97
太平洋側
+0.4
59
98
東北北部
+0.3
34
106
東北南部
+0.1
90
90
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