No.6
仙台管区気象台が29日発表した1か月予報によると、向こう1か月は気圧の谷や前線の影響で曇りや雨の日が多く、平均気温は高いと予想されています。地帯 | 実況 平均 |
実況 最高 |
実況 最低 |
実況 降水量 |
実況 日照 |
移動 平均 |
移動 最高 |
移動 最低 |
移動 降水量 |
移動 日照 |
平年偏差(移動平均−平年) | ||||
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平均 | 最高 | 最低 | 降水量 | 日照 | |||||||||||
1 | 16.9 | 22.5 | 13.0 | 3.7 | 4.7 | 17.2 | 21.8 | 12.9 | 4.6 | 4.4 | 0.1 | -0.5 | 0.5 | 2.3 | 0.5 |
2 | 12.9 | 16.1 | 10.8 | 18.1 | 0.5 | 16.2 | 20.6 | 12.0 | 4.3 | 5.3 | -0.3 | -0.9 | 0.2 | 2.4 | 1.1 |
3 | 15.7 | 19.4 | 13.0 | 16.6 | 0.5 | 17.2 | 21.3 | 13.4 | 3.5 | 4.4 | 0.3 | -0.7 | 1.3 | 1.3 | 0.4 |
4 | 11.0 | 12.7 | 9.2 | 28.4 | 0.1 | 15.6 | 19.6 | 11.8 | 6.0 | 5.2 | -0.4 | -1.7 | 0.9 | 4.0 | 1.6 |
5 | 17.2 | 21.3 | 14.2 | 9.5 | 1.6 | 17.8 | 22.1 | 13.7 | 1.9 | 4.2 | -0.2 | -1.3 | 0.8 | 0.1 | -0.6 |
6 | 13.9 | 18.2 | 10.4 | 11.5 | 4.2 | 15.3 | 19.4 | 10.8 | 4.4 | 4.2 | -0.4 | -1.6 | 0.7 | 2.3 | 0.3 |
7 | 16.6 | 22.2 | 12.6 | 6.5 | 3.9 | 16.9 | 21.3 | 12.8 | 3.5 | 4.7 | -0.4 | -1.2 | 0.0 | 1.3 | 0.5 |
8 | 9.4 | 10.3 | 8.3 | 35.6 | 0.0 | 14.0 | 17.5 | 10.7 | 8.2 | 4.4 | -0.2 | -1.1 | 0.5 | 5.4 | 0.8 |
6月4日現在 | ||||||||||||
現在、東北地域の水稲は活着期〜分げつ始めにあります。
過去7日間の平均的気象経過は上表の通りで、全般的にやや高温で経過しています。 今後は平年並で経過すると予想されています。各県の技術・予察情報と左図を参考にして、田植え後の水管理に注意してください。 ○ 低温時:深水管理。 ○ 高温時:活着後は水温の日格差を大きくするために浅水管理。土壌還元の急速な進展に伴う根腐れ。 |
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左図は平均気温の過去7日間平均値を水田分布メッシュ対象(白色の部分は対象外)で示したものです。冷温障害の発生監視ならびに水管理の参考にするために作成しました。
なお、気温区分には下の基準温度を参考にしました。 ○苗の活着限界気温:13度 ○苗の生育に必要な下限気温:16度 ○16度以上の地域では気温が高いほど、苗の活着と分げつに有利な条件。 | ||||||||||||
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3日朝、青森・岩手・宮城・福島に低温注意報が出されました。冷温障害の発生が懸念されます。 左図は平均気温(6月2日からの平均値)の分布図です。これを参考に水管理等に注意してください。 なお、気温の区分は次のとおり。 |
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東北農政局は、管内の内陸部と日本海側で冬期間の降雪量が平年を大きく下回り雪解けも早かったこと、今後多雨が期待できないため、農業用水の確保に支障をきたす恐れがあるとして、用水の適切な運用と節水を呼びかけています。 | ||||||||||||
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