◎ 穂いもちはやや少ない、紋枯病はやや多いと予想される。斑点米カメムシ類は津軽地域でやや多い、県南地域で平年並と予想される。コバネイナゴはやや多い、フタオビコヤガは平年並、ウンカ類はやや少ないと予想される。 ○穂いもち:発生時期は津軽は平年並、県南はやや遅い。発生量はやや少ない ○紋枯病:発生量はやや多い ○斑点米カメムシ類:津軽地域で発生時期は平年並、発生量はやや多い。県南地域で発生時期はやや遅く、発生量は平年並 (アカヒゲホソミドリカスミカメ) (アカスジカスミカメ) ○コバネイナゴ:発生量はやや多い ○フタオビコヤガ:発生時期はやや遅く、発生量は平年並 ○ウンカ類:発生量はやや少ない ※詳細は、病害虫発生予報 第5号をご覧ください。 |
◎ 斑点米カメムシ類はやや多の予報です。本田をよく観察し、出穂期・穂揃い期をしっかり確認し、適期防除に努めましょう。今後発行される情報に注意してください。 ◎ いもち病はやや少の予報ですが、気象状況によっては多発する場合もあるので、基本防除を徹底しましょう。 ○いもち病:発生時期は並〜やや遅く、発生量はやや少ない (穂いもち) ○紋枯病:発生量は平年並 ○ごま葉枯病:発生量は少ない (穂枯れ) ○斑点米カメムシ類:発生時期は平年並〜やや遅く、発生量はやや多い (アカスジカスミカメ) ○フタオビコヤガ:発生時期は平年並、発生量は平年並 ○セジロウンカ:発生量は少ない ○ウマグロヨコバイ:発生量は少ない ※詳細は、病害虫発生予報 第5号をご覧ください。 |
○葉いもち:発生量はやや少 ○穂いもち:発生時期は平年並、発生量はやや少 ○紋枯病:発生量は平年並 ○稲こうじ病:発生量は平年並 ○斑点米カメムシ類(アカスジカスミカメ):発生時期は平年並、発生量は平年並 ○イネアオムシ(フタオビコヤガ):発生量はやや少 ※詳細は、病害虫発生予報 第7号をご覧ください。 |
アカスジカスミカメの発生が多い
〜 多発ほ場は、出穂期10日後頃と24日後頃の2回防除を〜
※詳細は、病害虫発生注意報 第3号をご覧ください。 |
◎ 穂いもちの発生量はやや少ないと予想されます。葉いもちの発生状況に応じた防除をしてください。紋枯病の発生量は多いと予想されます。穂ばらみ期〜出穂期の発病株率が15%を超える場合は、防除をしてください。 ◎ 斑点米カメムシ類のうち、アカスジカスミカメの発生量は多いと予想されます。稲の出穂期10日後頃にネオニコチノイド系の薬剤を散布してください。多発が予想される場合や水田内に雑草が多い場合は出穂期24日後頃に追加防除をしてください。 ◎ フタオビコヤガの発生量は多いと予想されます。食害状況を確認して、8月上旬に防除してください。 ○穂いもち:発生時期は平年並、発生量はやや少ない ○紋枯病:発生量は多い ○セジロウンカ:発生量はやや多い ○斑点米カメムシ類 アカスジカスミカメ:発生量は多い アカヒゲホソミドリカスミカメ:発生時期は平年並、発生量は平年並 ○フタオビコヤガ:発生時期は平年並、発生量は多い ※詳細は、病害虫発生予報 第5号をご覧ください。 ●次回の病害虫発生予察情報の発行予定は8月30日です。 |
1 病害虫名 いね 斑点米カメムシ類 (アカスジカスミカメ、アカヒゲホソミドリカスミカメ) 2 対象地域 県下全域 3 発 生 量 多い 5 防除法 ア.基本防除時期は、穂揃期および穂揃期7〜10 日後の2回である。なお、粒剤を使用する場合は、穂揃期に湛水して散布する。 イ.出穂2週間前以降の草刈りは、カメムシ類の水田侵入を促し斑点米の発生が多くなりやすいので原則行わない。やむをえず草刈りを行う場合は、水田の薬剤防除計画に合わせて実施する。 ウ.航空防除や無人ヘリコプター等の防除を計画しているところでも、天候等により防除時期が計画より遅れる場合には、個人防除を実施する。 エ.アカスジカスミカメ、アカヒゲホソミドリカスミカメは移動性が高いことから、広域で一斉に防除を行うと効果が高まるので地域ぐるみで実施する。 ※詳細は、病害虫発生注意報 第1号をご覧ください。 |
◎ 出穂期前後は穂いもちの重要な防除時期にあたるので、穂孕後期及び穂揃期の2回の防除を徹底してください。 ◎ 斑点米カメムシ類の発生量は多い予想です(7月19 日付け注意報第1号発表)。穂揃期及び穂揃期7〜10 日後の2回、薬剤防除を必ず実施してください。 ○穂いもち:発生時期は平年並、発生量はやや少ない ○紋枯病:発生量はやや少ない ○斑点米カメムシ類:発生量は多い (アカスジカスミカメ・アカヒゲホソミドリカスミカメ・オオトゲシラホシカメムシ) ○フタオビコヤガ:発生量はやや少ない (イネアオムシ) ※詳細は、病害虫発生予報 第5号をご覧ください。 ●次回の病害虫発生予察情報の発行予定は8月29日です。 |
会津地方において、斑点米カメムシ類が平年より多く確認されています。
1 対象作物:水稲適切な防除により、斑点米の発生を防ぎましょう。 2 病害虫:斑点米カメムシ類 3 対象地域:会津 4 発生量:やや多い 防除対策 (1)カメムシ類は、出穂時期の早い水田に集中加害しやすいので、早生品種や移植時期の早いほ場では侵入や発生に注意する。出穂期以降、水田内でカメムシ類の発生が認められた場合は薬剤防除を行う。 なお、防除の目安は、乳熟期の水田内(畦畔際)のすくい取り調査(20回振り)で、カメムシ類の成虫数が2〜4頭である。 (2)水稲の出穂時期が早まっているので、斑点米カメムシ類の常発地域や、水田内にヒエ等の雑草が繁茂している水田では、防除適期を失しないように注意する。 (3)散布剤により防除を行う場合は、乳熟期(出穂期の7〜10日後)の薬剤散布を基本とし、その後も発生が目立つ場合は、7日おきに追加防除を行う。 水面施用剤により防除を行う場合は、穂揃期〜乳熟期に湛水状態で散布し、その後も多発が予想される場合は、散布剤により追加防除を行う。 (4)畦畔等の草刈りは斑点米カメムシ類を水田に追い込むことになるので、やむを得ず草刈りをする場合は、薬剤散布をあわせて行う。 (5)水田内のイネ科雑草のみならず、イヌホタルイ等のカヤツリグサ科雑草もアカスジカスミカメの繁殖源になるので除草管理を徹底する。 (6)ミツバチを放飼している地域で薬剤防除を行う場合は、養蜂業者との連携を密にし、危被害の未然防止に努める。 ※詳細は、病害虫発生注意報 第4号をご覧ください。 |
○いもち病(穂いもち):発生時期は平年並、発生量は平年並 ○紋枯病:発生量は平年並 ○稲こうじ病:発生時期は平年並、発生量は平年並 ○斑点米カメムシ類:発生時期は平年並、発生量は会津でやや多く、中通りと浜通りで平年並 ○イネツトムシ:発生時期はやや遅く、発生量はやや少ない ※詳細は、病害虫発生予報 第3号をご覧ください。 |