水稲冷害研究チーム
1998年東北6県発生予察情報
本情報は青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県の病害虫防除所のご協力により,掲載するものです.内容は水稲に限定し,発生が平年より多発すると予察されている事項に重点を置いています.
情報が入り次第,更新しますが,場合によっては遅れることもありますことをご承知ください.
秋田県の情報については、美の国秋田ネットの農政部農産園芸課にリンクさせていただいています。
宮城県の情報については、宮城県のホームページの農政部ホームページにリンクさせていただいています。
東北の発生予察情報一覧
- 青森県
注意報第2号(穂いもち)(8月5日)
○8月上旬の調査で県内全域で葉いもちの増加が見られ、津軽地域では上位葉に病斑の進展が見られます。今後4〜5日は気温が低く、日照時間が少なくなる見込みで穂いもちが多発する恐れがあります。
○出穂直前、穂揃い期の防除を必ず行い、発生状況によっては追加防除するなど防除を徹底してください。
- 岩手県
防除ミニ情報(いもち病)(8月21日)
○ 不順天候が続いており、出穂期間が長引いている圃場が多く見られます。
○ 穂いもち防除は出穂状況にあわせて実施しましょう。
- 宮城県
発生予報 第7号(8月6日)
○ 穂いもち発生は「やや多い」、カメムシ類による斑点米の発生も「やや多い」と予想されますので、防除を徹底してください。
- 秋田県
注意報第5号(8月10日)
カメムシ類の加害による斑点米が多発する恐れがあります。
斑点米を発生させる主要なカメムシ類の1種であるアカヒゲホソミドリメクラガメの予察灯での誘殺数が7月以降多くなっており、鷹巣では7月の総誘殺数が平年の約11倍、平年誘殺数が多い大曲では約1.5倍となっています。
- 山形県
発生予報第8号(8月12日)
○ 穂いもちは、発生量は平年並の予想です。
○ 葉いもちの発生が見られる場合には、穂揃い期散布7日後に必ず防除を行ってください。
○ 8月6日から8日の大雨で浸水・冠水した圃場でも穂揃い期散布7日後に必ず防除を行ってください。
- 福島県
発生予報第9号(8月12日)
○ 穂いもち:発生時期は県北・県南でやや早い、会津・浜通りで平年並。発生量は全域でやや多い。
過去の発生予察情報
1996年の東北6県発生予察情報
1997年の東北6県発生予察情報
1998年の東北6県発生予察情報
1999年の東北6県発生予察情報
2000年の東北6県発生予察情報
2001年の東北6県発生予察情報
2002年の東北6県発生予察情報
2003年の東北6県発生予察情報
2004年の東北6県発生予察情報
2005年の東北6県発生予察情報
2006年の東北6県発生予察情報
2007年の東北6県発生予察情報
2008年の東北6県発生予察情報
2009年の東北6県発生予察情報
2010年の東北6県発生予察情報
2011年の東北6県発生予察情報
2011年の東北6県発生予察情報
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