図説:東北の稲作と冷害
確率予報の利用法
紹介にあたり
- はじめに・<PDF版>
- 水稲と気象・<PDF版>
- 冷害危険度を考慮した1か月予報の利用法・<PDF版>
- 3か月平均気温の確率予報を用いた作付品種の栽培管理への利用法・<PDF版>
- まとめと課題・<PDF版>
<紹介にあたり>
早期警戒の監視活動は基本的に仙台管区気象台から発表される季節予報(暖候期・3か月・1か月予報)を参考にしています。昨年からは仙台管区気象台の協力で季節予報のファイルが送られるようになったため、原本をPDFファイルで提供できるようになりました。これら予報は確率で表現されていますが、今までの早期警戒ではこの確率予報はほとんど使われていませんでした。
確率予報は本来冷害のリスクを考慮した栽培管理や経営に利用されるべきものと考えます。そこで、仙台管区気象台間宮予報官にお願いして、季節予報の利用法を検討して来ました。同台の許可を得て、「平成11年度全国季節予報技術検討会資料−3か月・暖候期・寒候期における解説資料の充実及び季節予報の確率表現の普及(第2年度)」に掲載されているものをここに紹介します。
間宮嘉久(2000)「確率予報の利用法」同資料p.45-53.
ご一読いただき、感想やご意見を頂けましたら幸いです。特に、「このような意思決定の場面にも適用できるのでは?」とか、積極的な提案をお待ちしています。
reigai@ml.affrc.go.jp